国友農園のお茶は茶木や畑だけでなく、加工にももこだわっています。園主自らが国内外のお茶の産地を約10年かけて視察し、また試作品を200種以上も加工したうえで考えに考え抜いた特別な茶工場で加工を行っています。
山茶ならではの風味・香りを生かすには、やはり釜炒り製法が一番です。
それもドラム式では思いどおりの味・香りが出ないという結論に達し、大釜5基を特注で製作し、据え付けました。
茶葉の温度や茶葉に含まれる水分の蒸気で殺青(お茶の酸化を止める)が進むようすを、目で、手で確認しながら進める特別な加工法です。
すべての工程を手と目で一つ一つチェックしながら加工しているからこそ、自然のお茶が持つ力を最大限に引き出し、独特の味と香りが生まれるのです。
蒸し茶の薮北もライン生産をせず、一工程ずつ取り出しては目と手で茶葉の状態を確認しています。一般の蒸し茶に使われる精揉機はあえて使わず、工程を短縮することで、こだわりの味と香りに仕上げています。
茶工場もJAS認定を受けています。品質管理に細心の注意を払っています。